「寄附した後にどのような反応を見せるか」を観察することは、継続して寄附を続けるかどうかを判断する材料としては、かなり適切であると考える。
これは、下記に如実に表れてくる。
- 寄附した際の対応
- その後の返礼
- 継続的な報告
- 報道される実績
逆に言うと、寄附が単なる個人情報の収集や「カモ」のあぶり出しだったりすると、がっかりするモノである。ましてや、「もっとよこせ!」と永久にたかってくる輩は、ご遠慮願いたいものだ。
案外、裏金や不記載で揺れる与党についても、「恩義の表し方が適切」なのではないだろうか。例えば、その地域でNo.1の議員が直接御礼に訪ねてくるとか、具体的に目に見えるように寄付者の得になるような政策を打つなどしてきたから、「腐っても与党」でいられるのかもしれない。
結局は、寄付者は見返りを求めるモノなのであるし、それは正当だと考える。寄附する者は「名誉」を求めるから寄附するのである。
別な言い方をすると、「売名行為をして何が悪い?」「売名行為をあなたもしなさい」となる。
「Win-Win」「Give and Take」なのである。
真逆のことを述べると、勢力が衰退してきたと感じるのなら、広義の「寄付者」への「恩義の表し方」が不適切になってきたと思うべきであろう。