地下鉄サリン事件の本当のターゲット自身も気づいていない現実

1995年3月20日という日

地下鉄サリン事件当日の様子はとてもよく覚えている。

詳細を描くと身バレするので書かないが、よくもまあ、当社(当時)の人間が無事だったと安堵した記憶がある。それもこれも、重要人物が中心にいたからだと、確信している。

言ってみれば、少し時期がずれただけで、私も、多くの同僚も(当時)被害者になっていた可能性があったのを、今改めて実感している。

本当のターゲット

一方で、サリン事件の真のターゲットは、別にいる。

不幸なのは、それにターゲット自身が全く気づいていないという点だ。

完全に、嵌められてしまったという感じだ。完敗である。