ただし、どのあたりが「狂っていて、騒いでいる」のかを、記者は説明しなくてはなるまい。
まさかと思うが、「ブレインストーミング」で闊達な意見交換が行われている様を、日本人が見ると論争に見えるのか?
上院で「DOGE議連」を率いるジョニ・アーンスト議員は今回の会合を前に60ページに及ぶ「無駄リスト」を公開した。たとえば政府所有のオフィスビルの維持・賃貸には年80億ドル(約1兆2千億円)かかる。一方で政府建物の平均入居率は12%にとどまるという。
無駄を省きすぎて、「ワシントン大地震」が来たときに、津波を防ぐことができず、国家が水没しそう。

イーロン・マスク氏の米効率化省、狂騒の船出 テレワークが標的に - 日本経済新聞
【ワシントン=高見浩輔】トランプ米次期政権で歳出削減を主導する「政府効率化省(DOGE)」が動き始めた。主導する起業家のイーロン・マスク氏らが5日、米連邦議会議員との初会合を開いた。際限ない財政悪化への対応は急務だが、連邦職員の大幅削減など...
トランプ氏は政府職員に民主党の支持者が多いことから、官僚機構が「ディープステート(闇の政府)」を組織して政策などを思うように操っているという陰謀論にたびたび言及してきた。両者の思惑は政府職員への敵意で重なる。
陰謀論妄想の最前線にいるのは、米国大統領だったりするんだな。
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は米財政は「持続不可能な状態」だと繰り返し警告している。
ひとまず、パウエルを信じよう。