小学生は「オトナが自分の言うことを信じるのがたまらなく刺激になる」

立川の事件を見ていて思ったこと。情報があまりにも少なすぎるので、憶測は禁物だが、可能性として述べてみたい。

「Bちゃんが気に入らない/うざい」という理由で、「AちゃんであるわたしはBちゃんにいじめられていた」と狂言したらこういう結果になった、という可能性も考慮に入れる必要がある。

子どもは、頻繁に嘘をつくものである。そして、それは、「自分に関心を抱かせる」目的として、もしくは、「オトナが自分の言うことを信じて、具体的に行動をすることは、たまらなく快感である」という特性を考慮に入れなくてはいけない。

上記であるならば、心理学的に考察すると、「Aであるわたしは、Bちゃんをうざいと思っていることに理由を付けるために、BちゃんはAであるわたしをいじめているように思ったので」ということになる。つまり、劣等感の初歩的な反応なのである。

こういう小学生の特性の犠牲になるオトナがなんと多いことか。

例えば、「通学路でオッサンが「おはよう」と挨拶してきた!」だけで「事案」になって、緊急連絡網で流される。「通報」をした子は褒められるし、自分の言うことを信じてオトナが行動したので、たまらなく喜ぶ。

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なんと言っても、「学歴至上主義の毒親への復讐を、東大生と思われる若者にぶつける、殺そうとする」のが現代である。

「小学生のウソはかわいい」「こどもだから大目に見ろ」と言っているバカ親は、肝に銘じてほしい事案である。