コンシェルジュ狂想曲
よく、年会費の高いクレジットカードに付帯しているサービスとして「コンシェルジュ」があります。
ただし、コンシェルジュと言っても、秘書としては使えないですよ?
顧客の要求事項とコンシェルジュのレベルが、どうしても合わないのです。
特に、よく、紹介サイトで言われる「難しい要求にも答えてくれる」のは単なる妄想です。
秘書が必要なら自分で雇ったほうが早いですね。
そもそも、たぶん、「自分が一番優秀なコンシェルジュ」かと思います。
みんなが望むコンシェルジュ例:
「都内で長持ちする元気なスイートピーが売っているお花屋さん」
という要求がある場合、コンシェルジュとしては下記が思い浮かばないとダメです。
もしくは、すぐに調べられないとダメです。
- なぜスイートピー? → ああ、季節だもんね。お花屋さんにもたくさん並んでる
- スイートピーはたいてい3つか4つの花がついている
- スイートピーの匂いはこんな感じ
- スイートピーの花言葉は…色による違いは…
- 色はこんな種類があって、名前は…
- 長持ち?ああ、すぐ枯れちゃうのか
- お花より茎が濃い緑で元気なものを
- 紹介できるのは、○○と△△だけど、この前横浜の○○で買ったお花は1ヶ月持ったなあ
- 糖分が必要なんだよね。商品は…
- お水の交換頻度増やしたほうがいいかも。濁ってきたら
- 結構、水濁るの早いから、3本くらいで1花瓶かな?
- □□で売ってる花瓶、かわいいんだよね~
- ……
これらはたいてい、個人の方が詳しいです。つまり、自分の足を使った方が早いし確実でしょう。
生成AIでもここまでは提案できません。現在の生成AIは、単なる検索結果の寄せ集めですからね。
コンシェルジュよりあなたの方が優秀です、たいていは
たぶん、巷の人が妄想するコンシェルジュなら、おそらく、月会費100万円でも不足ですね。200~300万出さないと。