会社法こそ注意深く学習が必要か?特に社会人受験生

メルマガ2024/12/13付けを読んで考えたこと

おそらく、社会人学習者は、ふんふんと鼻歌歌いながら学習できる分野と思い込み、実際の問題が解けない事態に陥るのだと思う。なぜなら、会社法に基づいた会社で働いているから。でも、実際には、会社運営の法的側面を事細かく把握していないとダメなんだよね。

また、実際に株取引をしている人も、「分割」とか見ると、「あー知ってる」となってダメかも。

その元になる「制度趣旨(趣旨)」を把握していないと、問題解けないんじゃないかな?

「2 伊藤塾・司法書士試験科からのメッセージ
-「会社法の決議機関・決議要件を覚えるコツ」-
       司法書士試験科講師 髙橋智宏」参照

なまじ企業勤めの人が陥りがちな罠

ステップアップ編の「商法」テキスト、まるでどこかで聞いたような話だし、経営のバックオフィスで働いている人は、日々目にしている話がざくざく出てくる。

でも、それって、聞いたことがあるだけで、実際に説明してみろっていわれたら、原則も例外も含めて、結構あやふやなんだよね。「株主総会で「異議なし!」となるのが当たり前」(巨大企業は「物言う株主」がいるから最近は違う?)、「取締役会を欠席する人なんていないし(もしくはリモート参加)、反対する人なんていない」となってるので、特別決議とか特殊決議とか言われても、そういう場面に立ち会ったことがない。

思い出すのは、サラリーマン漫画で、確か取締役解任決議の時に、取締役が、同席している弁護士を問いただし、弁護士が「適法でございます」というシーンかな?それくらい、フィクションの世界でしかあり得ないことを勉強している感覚になる。

私は、バーチャル株式会社を想定していて、設立から出資比率・株式発行・譲渡、株価算出までいろいろ考えているから、学んだ先からシミュレーションしてる。結構身につく。元々、それが目的で司法書士の勉強始めたのもあるからね。バーチャルを修正しながら勉強続けてるよ。